学校日記

5-1 気持ちが伝わる言葉を考えよう 【視点A 学力の向上】【視点B 道徳心・社会性の育成】

公開日
2014/12/02
更新日
2014/12/04

5年生からのお知らせ

 国語科の学習で「気持ちが伝わる言葉」について考えました。お礼を言う時、断る時、謝る時、やめてほしい時、ものを頼む時、人と関わる中で様々な状況があります。どんな風に言葉を遣えばいいかをグループで話し合い、発表しました。発表の形はニュース形式、ペープサート、劇、クイズ形式、などで台本を作り進めました。ニュース形式は解説者とキャスターの他に役柄を決め、伝わらなかったパターンと伝わったパターンの違いを演じます。一部をご紹介します。
「今日は人にものを頼むときの言葉の遣い方について○○さんに解説してもらいます。」
「こんにちは。人に何かをお願いする時の言葉にはいろいろありますが、難しいですよね。」
「本当にそうですよね。」
「では、実際に伝え方の3つにパターンを見比べてみましょう。」
「××、これやっといて」
「いや」
「次は命令型で」
「××、これやっとけ」
「いや」
「次は笑顔で」
「××、これお願い(*^_^*)」
「いいよ」

「皆さんは違いがわかりましたか?言い方一つで相手の気持ちが変わるのがわかります。」
というふうに発表をしました。
小道具を作って工夫している班も多く、子どもたちはいきいきと取り組んでいました。みんなで笑ったり、感想を伝え合ったり活動的な学習となりました。
 
 思春期に差しかかった子どもたち。「気持ちを伝える言葉を考える」ことは大きな課題です。自分の気持ちと向き合い、相手の気持ちを考え、人と関わる楽しさを味わってほしいと思います。