8月21日の自主学習コーナー【中・高学年むき】
- 公開日
- 2025/08/21
- 更新日
- 2025/08/21
自主学習
「お金」について調べよう
お金のことを「通貨(つうか)」ともいいます。
金属でできているものと、紙でできているものがあります。
金属でできているお金を「貨幣(かへい)」といいます。「硬貨(こうか)」と呼ぶこともあります。
現在発行されている硬貨(こうか)には、
・1円 ・5円 ・10円 ・50円 ・100円 ・500円
の6種類があります。また、記念貨幣が発行されることがあります。
硬貨(貨幣)は、日本国政府が発行し、造幣局(ぞうへいきょく)が製造します。
紙で作られたお金を「紙幣(しへい)」といいます。「お札(おさつ)」と呼ぶこともあります。
日本の紙幣(しへい)は、日本銀行が発行する日本銀行券です。
現在日本で発行されているお札(紙幣)は、
・千円 ・二千円 ・五千円 ・一万円
の四種類です。
紙幣(日本銀行券)は、日本銀行が発行し、国立印刷局(こくりついんさつきょく)が製造します。
「2000円札」は、2000年(平成12年)に発行されました。あまり普及せず、見かけることは少ないですが、ちゃんと使うことができます。発行中の紙幣のひとつですが、現在、製造はされていません。
みなさんも知っていると思いますが、昨年(2024年)の7月に新しい一万円札、五千円札、千円札が発行されました。
新しい一万円札には「渋沢栄一(しぶさわ えいいち)」、五千円札には「津田梅子(つだ うめこ)」、千円札には「北里柴三郎(きたざと しばさぶろう)」の肖像(しょうぞう)が描かれています。
新しいお札の肖像になった3名は、新たな産業の育成、女性活躍、科学の発展といった面から日本の近代化に大きく貢献(こうけん)しました。
ここからは「自主学習」です。
次のことについて、図鑑やインターネットで調べてみよう。
・硬貨の材質や大きさについて
たとえば、10円玉と50円玉の大きさや重さをくらべてみよう!
・硬貨にかかれている絵やもようについて
絵やもようには、どんな意味がこめられているのかな。
また、どちらが表か裏かわかるかな。
・お札に描かれている絵やもようについて
絵やもようには、どんな意味がこめられているのかな。
お札にはどんな人物がかかれていて、その人物はどんな活躍をしたのかな。
・硬貨やお札のデザインの工夫について
硬貨やお札には、偽造を防いだり、いろいろな人にとって使いやすくしたりするための様々な技術がつまっています。硬貨やお札のデザインにどんな工夫があるのか調べてみよう。
お金について調べてみると、色々と奥が深く、おもしろいものですね。他にもこんなテーマで調べ学習をしてみましょう。
・昔、お金が使われるようになる前はどんな生活だったの?
・世界で初めて作られたお金は?
・日本で初めて作られたお金は?