学校日記

わたしにとって便利でも・・・もっと知ろう盲導犬

公開日
2014/02/15
更新日
2014/02/15

でんでんにっき

PTA人権啓発委員会主催の講演会があった。
来てくれたのは視覚障がい者の山本さんとパートナーのフェリシアちゃんだ。山本さんのお話しを聞いたり、視覚障がい者の方が普段使っているものを見せてもらったり、障がい者スポーツを教えてもらったりした。また、お仕事中は絶対さわれない盲導犬とも触れ合うことができたよ。

その中でも山本さんのお話しはとても興味深かった。
盲導犬は訓練を終えてもすべて完璧にできるわけではなく、パートナーとともに過ごす中でさらに成長して、できるようになることが増えていくんだって。
また、私たちにとって便利なタッチパネルの券売機やICカード専用の自動改札機にとても困ってしまうことがあるんだそうだ。券売機の硬貨投入口には点字がついているがタッチパネルには点字がついてなくて切符を買えなかったことや、改札を通るときに切符を持っているのでIC専用の改札機を通れなかったことなどだ。でんでんが想像もしてなかったことでビックリだ。
最後に山本さんは信号や階段、駅のホームなど初めて行く場所では困っていることが多い。だから外で見かけたときに「盲導犬を連れているから」「白い杖を持っているから」大丈夫と思わず、声をかけたり、サポートしたりしてほしいとお話しされていたよ。

相手の気持ちに寄り添って、想いをめぐらせることで今まで見えなかったことを見ていくことが大切だなあと考えさせられたよ。
山本さん、フェリシアちゃんありがとう でんでん