中央小学校学校日記

今日も『くじらのオーロラ煮』にニコニコ笑顔でした!(11/25の給食)

公開日
2015/11/25
更新日
2015/11/25

中央小の食育

 今日のメニューは「くじら(33kg使用)のオーロラ煮(2年に1回)、じゃがいもと野菜の煮もの、もやしのゆずの香あえ、ごはん、牛乳」でした。
 くじらはかつて給食の定番でしたが、商業捕鯨の禁止(1988年)で完全に献立から姿を消していましたが、調査捕鯨のミンククジラを大阪市使用分(6t)を確保し、平成14年に26年ぶりに復活。毎年11月に出ています。(「くじらのオーロラ煮」と「くじらのたつたあげ」が交互に出ている)
 「くじらのオーロラ煮」は大阪市の学校給食発祥の献立です。においが強いくじらをおいしくするために工夫がなされ、ケチャップ、赤みそ、砂糖で作ったソースをからめています。くじらが使えなくなってから「まぐろのオーロラ煮」で登場し、「オーロラ煮」はとぎれることなく60年近く出ている大人気献立です。
 
 *「オーロラ煮」誕生の歴史秘話!(発案者に訊ねました)
 くじらは南極海でとれ、第二次南極越冬隊(1958年)が南極に残してきたタロ、ジロの犬の生存がわかり日本中が喜びに包まれた頃に考えられた献立です。南極で見られるオーロラはあけぼの色であり、その色に近づけるためにケチャップを、くじらのにおいをとるために赤みそを、そして甘みの砂糖を使い「オーロラ煮」と名付けたそうです。