4月11日全校朝会 校長講話「自分の命は、自分で守る」

公開日
2016/04/11
更新日
2016/04/12

お知らせ

   「 子どもは鏡 」
 子どもは鏡
 おとなの姿うつします
 おうちの人がうつります
 先生もうつし出されます
 交通事故にあった子がいたのです
 社会の姿がうつります
 いつも澄んでる子どもの目
 おとなの姿を追ってます

 この数字は、何の数字は何か分かりますか。
 昨年度1年間に全国で交通事故で亡くなった人の数です。(4117人)
 1日に約11人、2時間に1人亡くなっていることになります。
 私は、この数字を見て驚きました。みなさんは、どうでしょうか。
 みなさんは、これまでに先生方から交通安全教室などで、学習してきましたね。
 道路を渡る前にきちんと周りを確認すること、信号を守ること、交差点や道路の正しい歩き方、自転車の正しい乗り方など、改めて思い出してみるといろいろあると思います。こうしたことをきちんと守るだけで交通事故に会う危険はずいぶん減ると思います。
 2年生以上の人は「ひやり、はっと」という言葉を知っていると思います。
「ひやり、はっと」とは、「信号が変わったのであわてずに渡ろうとして脇から飛び出した自転車とぶつかりそうになり、ひやりとしたことや、横断歩道を友だちとしゃべりながら、渡っていて、信号が点滅しているのにはっと気づいてあわててわたった」など、ひやりとした、はっと気づいた体験のことを言います。「ひやり、はっと」の体験は誰でも一度や二度は経験しているのではないでしょうか。そこで、「ひやり、はっと」の体験を教室で話し合い、その時に本当はどうすればよかったか、これからどうしていくのがよいのかを、しっかり確かめ合ってほしいと思います。「自分の命は、自分で守る」この気持ちをしっかりもって毎日生活してほしいと思います。