始業式 校長講話 「平成29年度 新学期のスタートです」

公開日
2017/04/10
更新日
2017/04/10

お知らせ

おはようございます。今日から、平成29年度が始まります。
進級おめでとうございます。学年がひとつ上がるということは、みなさんが、お兄さん、お姉さんになったということです。

新学期がスタートするにあたり、春になるといつも思い出す詩を贈ります。
相田みつをさんの詩です。とても短い応援歌です。
「夢はでっかく 根はふかく」
叶わない夢はないと思ってください。でっかい夢をもち、その夢に向かって全力をで前進してください。

もう1つあります。武鹿悦子(ぶしか えつこ)さんという詩人が作られた詩です。
これも短いですから、どんな様子かなとイメージしながら聞いてください。

「たけのこぐん! せのびして つちをわったよ あたまにきらり つゆをのせてる あさのおほしさんにもらったのかな たけのこのびろ ぐん!」
土の中から出てくるたけのこパワー。この詩を聞いて体の中からパワーが湧いてきませんか。さらに高い夢を叶えるために、持っている力を精いっぱい出して、頑張ってほしいと思います。

春休みの間に新年度の目標や「チャレンジ100」の目標を考えておくように言いましたが、考えましたか。前の学年でできていたことはもっとできるように、できていなかったことは、努力を重ねてできるようにすることが大事です。

とにかく目標を立てること大事です。そして、その目標に向かって努力しつづけることがもっと大事です。努力し続けているとやる気が湧いてくるはずです。どうして、やる気が湧くのか分かりますか。人間というのは、目標を立てると、その目標に向かって心も体もチャレンジするようになっているからです。人間の脳は、目標や夢を叶えるために働くようになっているのです。はじめは、無理だと思っていたことでも、あきらめずに何度も繰り返しチャレンジしているうちに、いつの間にかできるようになっています。一つずつ夢を叶えていく1年間にしてください。

 いつも新しい年度の初めに言っていますが、その学校のことを知ろうと思ったら、6年生を見れば、すぐに分かると言われています。6年生が学校のリーダーとしての自覚を持つことがとても大事です。

 リーダーの3条件についてお話をします。
 リーダーは、「一番つらいことを平気でする。」「グループのどの子の意見もしっかり聞くことができる。」「グループのみんなにやさしく接するとともに、みんなを正しい方向に導くことができる。」

 とてもむずかしいですが、粘り強くがんばるのが、リーダーです。つらいことがあるから、鍛えられ、みんなに信頼され、真のリーダーになっていくのです。昨年度の6年生も最初は不安だったようですが、一人一人が真の学校のリーダーになるために、努力を重ねていきました。学校行事や色々な活動場面で自信をつけていってくれました。この良き伝統を今年度の6年生も引き継いでほしいと思います。8日の入学式での入退場時の1年生のエスコートぶりを見て、感心しました。1年生の子どもたちの表情を見ればわかります。安心して6年生のみなさんの手を握ってましたよ。初仕事でしたが、よくがんばりました。今も話を聞いている真剣な6年生の態度から、今年度の6年生も大いに期待できます。頑張ってください。