学校保健委員会・西区歯科医師会主催の講演会を開催しました。
- 公開日
- 2017/11/09
- 更新日
- 2017/11/09
保健室からのお知らせ
「歯と口の健康について」をテーマに、本校歯科校医の中島健先生にご出席いただき、教職員、保護者、地域の皆様と意見交流を行いました。
児童の歯科検診の結果や歯みがき指導・フッ化物塗布の取り組みについての報告の後、中島先生より、本校児童の歯の様子をお聞きしました。本校児童は、むし歯の数も少なく、歯科に関する家庭の意識も高いというお話でした。小学生の時期は、乳歯から永久歯に生え変わる大切な時期です。できれば、3か月に一度定期検診を受けるようにし、歯科疾患の予防に努めてほしいとおっしゃっていました。
学校保健委員会終了後は、引き続き中島先生が講師を務める西区歯科医師会の特別講演会が行われました。講演会では、「子どもの歯」の中でも特に「歯並び」や「矯正治療」について、たくさんのスライドを見ながら詳しくお話ししていただきました。子どもの歯並びをチェックするポイントなどを教えていただき、歯並びが気になるときは、できるだけ早く治療を始めることが大切で、予後に大きな違いを与えるとお話しされていました。また、矯正治療ではきちんとした専門医を受診することが大切であることもお話されていました。
両方の会に参加された保護者の方々は、子どもたちの口の中の状況がよくわかり勉強になった。日常生活にも気を配り、家での声かけにつなげたい。とても有意義な時間を過ごすことができた。もっと大勢の保護者に参加を呼びかけ、話を聞いてもらいたいとも話されていました。
子どもたちの歯は、体や心と同様に成長過程にあります。その過程をしっかり見守っていくことの大切さを改めて感じる時間となりました。