学校日記

校内研修会 児童養護施設について

公開日
2023/01/17
更新日
2023/01/17

お知らせ

年々増える虐待問題

その最前線
児童養護施設・里親制度について
現場教員が知る機会をもっと増やしたい

大阪全域から
施設の先生たちが集まってくださいました

大阪市には3ヵ所の児童相談所があります
北部こども相談センター(東淀川区)
中央こども相談センター(中央区)
南部こども相談センター(平野区)

様々な事情で、親と生活できない子どもたちが
児童相談所を通して
社会的に養護する施設に入所します

親と暮らせない子どもたちが
大阪市には約1100人います
(全国では42000人)

近年は、家族からの虐待による入所が増えています

その中でも880人は
乳児院と児童養護施設にいます

乳児院は2才ぐらいまでの子ども(乳児)が生活します
児童養護施設は2才から18才までの子どもたちが生活します

そこでは
保育士・指導員・看護師・栄養士・調理員・心理士など多くの専門職が、子どもたちの安心・安全を守るために働いています

施設以外では
220人の子どもたちが里親のもとで暮らしています

施設から里親さんにつなぐ仕事を担っているのが
里親支援専門相談員(4S)と呼ばれる専門職の先生方です

今回は
池島寮(港区)・高津学園(天王寺区)・四恩学園(天王寺区)・田島童園(生野区)・博愛社(淀川区)・すみれ乳児院(旭区)・弘済みらい園(吹田市)の4Sの先生方にお越しいただきました

大阪市内には他にも
入舟寮(港区)・聖家族の家(東住吉区)・聖母託児園(東住吉区)・大念仏乳児院(平野区)・四恩学園乳児院(住吉区)・くるみ乳児院(鶴見区)等があります

我々教職員も、もっと「児童養護」について知って学んで、連携連帯を深め広げていかなければならないと強く思いました

貴重なお時間をありがとうございました

校長発