ぼくたちの学校(6年道徳) (10月7日)
- 公開日
- 2022/10/07
- 更新日
- 2022/10/07
お知らせ
6年生の道徳の教科書に「ぼくたちの学校」というお話が載っています。
このお話は、東日本大震災で学校を失った子どもたちのお話です。
自分たちの学校が津波で流され、他の学校の校舎にバスで通うことになった子どもたちは、大好きだった海を見ることもできなくなり、バスが海沿いの道を通るときには、バスの中ははみんな、息さえも止めているかのようでした。
そんなある日、バスの中で1年生の子が突然泣いてしまいます。
主人公の6年生、史哉が訳を聞いても泣くばかり…。
そのとき、ゆうくんが突然、校歌を歌いだします。
歌声は少しずつ大きくなり、やがて静かだった車内は大きな歌声で包まれます…。
子どもたちはこの学習を通して、
「目の前のことが当たり前ではなく、とてもありがたく幸せなこと」
「自分の周りに仲間がいる学校という場所の素晴らしさ」
を学ぶことができたのではないかと思います。
折しも、今年は波除小学校創立70周年。
児童代表として記念式典に参加する6年生。
学校を愛する心を伝承していってほしいです。