学校日記

あさって(2月16日)は何の日

公開日
2024/02/14
更新日
2024/02/14

お知らせ

天気図記念日

天気図って?
 天気図(weather map)とは、様々な規模の気象現象を把握するために、地図上に天気や気圧、等圧面における高度や気温、湿数や渦度などの値を、等値線その他の形で記入した図のことでです。
 1820年にドイツの気象学者ハインリッヒ・ブランデス(Heinrich Brandes、1777〜1834年)が観測データを郵送などで集めて発表した天気図が世界初とされています。

天気予報と天気図
 今から約140年前の1883年(明治16年)2月16日は、日本で初めて天気図が作られた「日本の天気図記念日」とも呼べる日です。
 当時は、ドイツの気象学者エルウェン・クニッピング(Erwin Knipping、1844〜1922年)が天気図を描き、英語で書かれた天気概況を翻訳したものだったそうです。
 記録によると、2月16日から毎日1回午前6時の気象電報を全国から収集できるようになり、当日に東京気象台で初めて天気図が作製(試行)されたそうです。また、同年3月1日からは、毎日の天気図の印刷配布も始まったそうです。同年5月26日には、東京気象台で初めて暴風警報が発表され、さらに翌17年6月1日には毎日3回の全国の天気予報の発表が開始されたと記されていました。
 この最初の天気予報は、「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ但シ雨天勝チ」という、日本全国の予想をたった一つの文で表現するもので、東京の派出所等に掲示されたそうですよ。
 ただし、この記念日は気象庁が定めたものではないようです。