キャリア教育6年 <看板職人の仕事>
- 公開日
- 2015/02/03
- 更新日
- 2015/02/03
学校日誌
6年生はキャリア教育に取り組んでいます。将来の職業を見据えて、「夢を持ち続けること」「夢に向かって努力すること」「仕事の楽しさや厳しさ」などについて、いろいろな職業の方の話を聞いたり、体験したりしながら学習します。
1月26日(月)には、地域の看板工房「あさひ工芸」に見学に行きました。職人さんは、本校の4年生の児童のお父さんとおじいさんでもあります。
初めに、昔は全部手で看板をかいていたというお話を聞きました。映画の看板なども手描きだったそうです。そして、筆でフリーハンドで「し き つ」と書いてくださいました。まるで、パソコンで打ち出したかのようなバランスの整った文字に歓声があがりました。
「現在は、パソコンや大型プリンターなどを使って看板を製作しています。」と、子ども達の集合写真をたたみ一畳ほどの大きさにプリントアウトしてくださいました。
最後は、卓上カレンダーづくりの実習です。
クラス写真の入ったカレンダーをスチロールボードに貼りつけ、カバーのシールでピカピカに。ひとりひとりの名前のシールをピンセットでていねいに貼り付けて仕上げます。
最後に、枠の部分を職人さんにカットしてもらうのですが、定規の当て方やカッターの動かし方がさすがプロ!「かっこいいなぁ・・・」
「失敗してもいいねん。二度と同じ失敗を繰り返さないように、2回目は気をつけてやることが大事やで。」
「看板職人の仕事は楽しいですか?」
「とっても楽しいですよ。」
ものづくりの仕事の大変さと、素晴らしさを知るとともに、地域のおっちゃん、友達のお父さんのかっこいい職人としての姿にもあこがれをもった見学となりました。
【教務:根井】