5年「新聞記事を読み比べよう」
- 公開日
- 2015/06/29
- 更新日
- 2015/06/29
学校日誌
金曜日に、糸井教頭先生による国語の授業がありました。5年生は、今、新聞記事の構成や同じニュースでも写真や見出しの使い方で、受ける印象が異なることを勉強しています。
糸井先生がみんなに配った新聞は……あれ?漢字ばかり!?
「これは中国の新聞記事です。見て気づいたことをノートにどんどん書きましょう!」
笑顔で献血する人の写真や漢字を頼りに、「献血日って書いてある」
「血をとられているのに嬉しそう」
「漢字があるので少しわかる」
と、様々な感想がありました。
クラスには、中国から来た仲間が2人います。いつもは習い始めの日本語に苦労していますが、今日はサラサラと音読し、みんなが「今、どこを読んでいるか」を指でたどりました。
「えっ!どこ読んでるかわからなくなった!」
外国から来た仲間が毎日、わからない言葉の中でがんばっていることが、伝わったようでした。
他にも、中国で起きた事故の記事を日本語と中国語で読み比べたり、記事の内容を要約したりと、学習を深めました。
日本の子も中国の子も、国際的な視点で新聞やニュースをとらえることは大切です。いい機会になりました。
「日本の新聞もわからん漢字がいっぱいや」
お互いに漢字を学ぶ、使うことで、もっと通じ合えるのではないかという発見もありました。
「世界につながる敷津小」として、たくさんの国の友だちがいることを、今回のような授業でプラスに感じてほしいと願っています。
〔担当・校長〕