3年・盲導犬学習
- 公開日
- 2015/11/18
- 更新日
- 2015/11/18
学校日誌
17日(火)、実際に盲導犬と一緒に生活をしている山本美恵子さんと盲導犬フェルシアに、ゲストティーチャーとして敷津小学校へ来ていただきました。
まずは、3年生の教室で一緒に給食を食べました。教室は給食のいいにおいがしていましたが、フェルシアは山本さんの足元にすわってじっとしていました。ほえることも給食を食べることもなく、とてもおりこうさんでした。
5時間目には、山本さんから盲導犬の話や山本さんご自身の話を聞くことができました。
日本には、盲導犬の数がまだまだ足りないことや、盲導犬の犬種、特徴など教科書には書いていないようなことを教わりました。
そして山本さんは、料理や水泳、卓球、バレーボール、スキー、カヌーなど様々なことをしています。目が見えなくて不便で困ったこともたくさんありますが、「やればできる。」となんでも挑戦したそうです。
子どもたちは山本さんの話を静かに聞いていました。
6時間目には、講堂へ移動し、点字の本や声が出る電卓、手でさわると分かる定規や三角定規、分度器、山本さんが折った折り紙も見せていただきました。
そして、山本さんと一緒に卓球もしました。音の出るピン球を使います。山本さんが音を聞いて、ピン球を打ち返すのを見て子どもたちは驚いていました。
それから、お仕事中はさわってはいけない盲導犬フェルシアですが、ハーネスを外してもらい、フェルシアとふれ合うこともできました。
子どもたちは
「かわいい〜。」
と何度もなでていました。
教科書や本でしか知らなかった盲導犬ですが、今回の学習でより身近に感じることができました。
〔3年担任・水口〕