中国語弁論大会 11月5日(土)
- 公開日
- 2016/11/13
- 更新日
- 2016/11/13
学校日誌
年に一度の中国語弁論大会
大阪市外国人教育研究協議会主催で
今年で第21回目を迎える
20年前は
中国残留孤児の方々の帰国家族が多かったが
近年
中国からの渡日児童が急増している
親の都合で
国を離れ
親しい友達と別れて
未知の国へ
見ず知らずの異国に放り込まれる子どもたち
言葉も通じない
カルチャーショックと
異文化体験と
バイリンガルへの道
故国への想い
それぞれの思いを
母語で述べ合い
聴き合う場がある
それを
志ある教員たちが
手弁当で
創ってきた歴史がある
本校からは
一昨年はじめて一人
昨年度は5人
そして
卒業・転出があり
今年は1人
以下、日本語訳を掲載する
変わりゆく私
月日の経つのは早いもので、あっという間に日本に来て1年半が過ぎました。はじめは、日本にいるという事実をなかなか受け入れられなかったけれど、だんだん慣れてきました。日本語も全くわからなかったけれど、少しずつわかるようになってきました。
日本と中国の学習環境は大きく違います。日本は、日常の学習以外にたくさんの活動があります。例えば、プール水泳、音楽会、自然体験学習などです。中国では、主に成績を上げるために勉強します。国によってそれぞれの特色があると思いますが、私は日本に来てすぐの頃は、学校の給食になじめませんでした。今では慣れましたが。
一番苦労したのは、人との関わりでした。日本語は話せないし、他の人の話も全く聞き取れないし、先生の授業もわかりませんでした。日本語教室に通って少しずつ日本語を覚えて、クラスメイトとやっとおしゃべりができるようになりました。私の一番の思い出は「修学旅行」です。忘れられない時間を過ごすことができました。
日本に長く住み、自分で学べるようになり、自分のことは自分でできるようになってきました。これからは、自分の将来の夢を見つけるために、全力でがんばろうと思います。
校長発