わたしたちの「生きる」
- 公開日
- 2018/04/20
- 更新日
- 2018/04/20
学校日誌
詩人の谷川俊太郎さんの作品「生きる」をもとにして、
敷津小学校の6年生18名が
わたしたちの「生きる」
という詩をつくりました。
自分たちで考えた詩の中から、大切だと思う2行ずつを出し合い、
みんなで黒板に貼り、つながりのある内容をまとめ、
ふさわしいと思う順序に入れかえて、
クラス全員でひとつの詩をつくりあげました。
みなさんは「生きる」とは、どういうことだと思いますか。
6年生の詩をごらんください。
* * *
わたしたちの「生きる」
6年い組一同
生きているということ
いま生きているということ
人は必ず笑うということ
人はいつも息をしているということ
ねむること
つまずいてこけること
友だちといっしょに遊ぶこと
友だちと話しているということ
努力をすること
野球をすること
投げるということ
よく くしゃみをすること
足は大地をふみしめて 目的の場所へと歩くことができるということ
生きているということ
いま生きているということ
それは学校があるということ
それは学校に行くということ
字が読めて 字が書けるということ
学校の授業があるということ
いま運動場で遊んでいるということ
生きているということ
いま生きているということ
それは家に帰るということ
それは家族とすごすということ
それは友だちや家族がいること
家族といてうれしくなるということ
家族とごはんを食べるということ
家族と遊びに行くということ
生きているということ
いま生きているということ
それは自然をはだで感じるということ
生き物に感謝し「いただきます」と言うこと
いま太陽が笑っているということ
寒さと暖かさを感じていること
空を見上げること
生きているということ
いま生きているということ
一人だとさみしいということ
ぼくたちが世界を作っているという気持ち
生まれてきて 与えてもらった全てをいかし 未来へと進むということ
生きているということ
いま生きているということ
赤んぼうが生まれるということ
時を忘れるほど楽しむということ
としをとって老いること
自由ということ
人は必ずとしをとること
いま時間がたっていること
生きるということ
記入者 6年担任 田邊浩世