修学旅行1日目
- 公開日
- 2015/10/02
- 更新日
- 2015/10/02
お知らせ
6年生は、9月16日(水)〜17日(木)、広島に修学旅行に行きました。
お天気があやしくて心配しましたが、天の神様が味方をしてくれ、ほとんど雨にあたることなく、すべての行程を無事行うことができました。
新幹線の中では、トランプやウノをしながら、楽しく過ごしました。
初めて新幹線に乗る児童もおり、興奮気味・・・2時間余りを楽しく過ごしました。
広島に着いて、この修学旅行での最大の学習。それは平和学習です。
学校でもいろいろ調べたり伝承者からお話を聞いたりしましたが、広島電鉄を降りてすぐにみえる原爆ドームを前にすると、言葉が出ません。ここでは「青い空は」の曲をささげ「2度と戦争はしてはいけない」と固く誓いました。
原爆ドームを見学した後は、爆心地に向かいました。今もある島病院の上空600メートルで爆発したということです。今では車もたくさん通る道になっていますので、一人一人が心の中で黙とうをしました。
原爆の子の像では、学校で一生懸命作った折り鶴を献納しました。折り鶴はこのあと慰霊碑めぐりのときに、海外から来られているお客様にも差し上げました。
原爆死没者慰霊碑前では、平和宣言をしました。
「私たち野里小学校6年58人は、この修学旅行で改めて戦争のことを学び、いのちの大切さ原爆被爆者の苦しみ、悲しみを知りました。日本の戦争が終わっても私たちの近くで差別やいじめといった小さな戦争はまだまだあります。そして世界では戦争がくりかえされ、多くの人々がおおきな悲しみに包まれています。今年は戦後70年の節目の年です。私たちは学習したことを世界の人々に伝え、戦争をなくすためにここで宣言します。私たち58人は何があっても、友だちを大切にし、平和な世界を作りたいと思います。」
昼食を食べた後は、慰霊碑めぐりです。各グループでまわりました。自分たちで調べてきたことを発表していきました。
そしていよいよ資料館の見学です。実際のものが展示されていて、子どもたちの様子は先ほどまでとは違うように感じました。いろいろなものを目の当たりにし、真剣にメモを取る姿がありました。
帰りは少し雨に降られましたが、無事に宿舎に着き、夕飯をいただいた後、伝承者さんのお話を伺いました。広島でのお話は、被爆2世の男性からのお話でした。ゆっくり丁寧にお話しくださり、終わった後も子どもたちは周りに集まって、時間の許す限り質問やら写真やらを食い入るように見ていました。
今日1日のすべての行事が終わり、あとはお風呂に入って寝るだけです。
しかし、そこは修学旅行・・・すぐに寝るわけもなく、あとは皆さんのご想像にお任せします。