がんばる先生支援事業 講演会『インクルーシブ教育の未来像』
- 公開日
- 2021/03/05
- 更新日
- 2021/03/05
日々の「十三小」
3月2日(火)
十三小学校では教職員研修の取り組みの一つとして、今年度は「がんばる先生支援事業」を受け、インクルーシブ教育の推進に取り組んできました。今回は関西国際大学 大学院で教鞭をとっておられる花熊 暁先生をお招きし、『インクルーシブ教育の未来像』というテーマで講演をしていただきました。
講演の始めはには、「特別支援教育」と呼ばれていた過去の教育観から脱却して、「インクルーシブ教育」として目指す新たな教育観への、変遷とその意義についてお話をしていただきました。「インクルーシブ教育」とは児童の多様性の尊重と、子どもが主体となる教育のことであり、どういった視点で取り組むべきものかを具体的にご指導いただきました。
また、児童が学ぶ楽しさを実感するためのユニバーサルデザインを取り入れた授業や、学習環境の整備について実践例をあげて教えていただきました。講演の最後には、「昨年度からの新型コロナウイルスが子ども達の成長や学びに負の影響を与えたことは憂慮されますが、学校が多様なニーズに対応するための新たな学びの手段を模索するきっかけになりました。」と、お話を結ばれました。
今回の講演会には十三小学校の教職員だけでなく、他校からも参加されました。また、Teamsの機能を使ってオンラインでの同時配信も行い、大阪市内の50校ほどの小中学校で視聴していただきました。
また、今回の花熊 暁先生の講演会を会場にて録画もいたしました。個人の研修として、また校内研修などでお使いになりたいという場合は十三小学校までご連絡ください。