5年生 道徳科「二人に足りなかったもの」(1)
- 公開日
- 2022/06/16
- 更新日
- 2022/06/16
5年生
6月15日(水)
今年度、十三小学校では研究テーマを『自他を大切にする心を育む道徳科の学習 〜道徳科指導の3つのポイントを大切にして〜』と設定し、教員の授業力の向上と児童の育成のための研究に取り組んでいます。
今回は5年生で「すれちがい」という教材を使い、第1回の研究授業を行いました。「すれちがい」は一緒に習い事に行く約束をしたよし子さんとえり子さんが、それぞれの自分本位な理解の仕方だで行動してしまったために約束を守ることができなくなり、互いに腹を立ててしまうというお話です。仲たがいした二人に何が足りなかったのかを考えさせ、人には自分本位な考え方になりがちな弱さがあることに気づくことができる教材です。
5年生の子ども達はよし子さんとえり子さんの日記から、二人がすれちがったのはどうじてなのか、二人に足りなかったものは何かについて考えました。「二人とも相手の話をちゃんと聞こうとする態度が足りなかった。」や、「自分のことを伝えようとする気持ちが足りなかった。」、「相手を許そうとする気持ちがあれば良かった。」などの意見が子ども達から発表されました。
授業を通して、相手のことを思いやったり自分の気持ちを伝えたりすることができたら、お友達とのすれちがいも起きにくいことに5年生の子ども達は気づきました。