2年生 道徳科研究授業「子ども達の中に『あるもの』を大切に育てよう」(4)
- 公開日
- 2023/05/25
- 更新日
- 2023/05/25
2年生
研究討議会には大阪市教育センターで指導主事をされている東 恭平先生と、スクールアドバイザーをされている吉田 典子先生をお招きし、今回の2年生の研究授業への指導講評と、本校の今後の研究へのご指導をいただきました。
東 恭平先生には昨年度から、本校の道徳科の研究に携わっていただいています。まず始めに、一年次の成果と課題をふまえたうえで、今年度、本校が目指す研究の方向性について教えていただきました。また、教職員に「十三小学校の子ども達に『あるもの』は何ですか?」と問いかけられ、「道徳科の授業は子ども達に『ないもの』を身につけさせようとするものではありません。子ども達の心の中に『あるもの』を大切に育てて、その豊かな心に気づかせる道徳科の授業をしましょう。」という、あたたかいメッセージをいただきました。
吉田 典子先生は大阪市の道徳科の研究に長年携わり、多くの実践をされてきた方です。また、今年度はスクールアドバイザーとして本校にお越しくださって、教員の授業力向上のための研修をしてくださいます。
吉田先生からは、2年生の研究授業で見られた、担任が児童へ問いかける高い技術や、教具への細やかな配慮など、他の教職員も見習うべき点について教えていただきました。また、道徳科の授業づくりについては、「教材を学ぶのではなく、教材で学ぶのです。道徳的問題状況を子ども達と共有して、道徳的価値について考えを深める授業づくりをしてください。」と今後の授業につながるアドバイスをいただきました。