学校日記

3年生 福祉学習「視覚障がいのある方に出会ったら」

公開日
2023/12/19
更新日
2023/12/19

3年生

12月18日(月)
 3年生の福祉学習には視覚障がいのある方と、その生活を支えている盲導犬をゲストティーチャーとしてお招きしました。
 まず始めに、視覚障がいのある方がどのように見えているのかを、子ども達にわかりやすく体験させてくださいました。「指を曲げて丸く筒のようにしてください。竹輪の穴のように小さくして、その中をのぞくとどんな風に見えますか」。子ども達は小さな穴をの祖きながら、「真ん中しか見えへん。」や「せまくて見えにくい。」と口々に感想を言っています。講師の方がスクリーンに映した絵を示して、「周りが見えにくい人、真ん中がボヤッとして見えない人、上の方がかすんで下の方だけ見える人。視覚障がいと言っても見え方がみんな違います。」と教えてくださいました。
 次に、目が不自由な方の暮らしぶりについてお話をされ、生活の中で気を付けていることや困ること、また周りにいる私たちがどのような行動をすれば喜んでいただけるかを教えていただきました。また、暮らしの中でされている工夫や、盲導犬のお仕事についても教えていただきました。
 最後にゲストティーチャーの方が、「町で困っている人を見かけたら、優しく声をかけてあげてください。みなさんの優しい気持ちが、私達を助けてくれるととっても嬉しいです。」と話しかけると、子ども達は真剣な表情で聞いていました。