研究討議会の後半には、森岡先生から今回の授業についての指導講評をいただきました。まず初めに、「自分が自由に生きることを最優先にするジェラール王子の考え方と、きまりを守った上での自由というガリューの考え方は、どちらが良いと簡単に答えが出るものではありません。」と、相反する価値観を問う教材の難しさについてお話をされました。そして、ご自身が桂坂小学校の５年生で実際にされた授業について、その時の板書を大型テレビに映しながら実践報告をしてくださいました。
　また続けて、森岡先生が「個に応じた指導」をするために新たに取り組まれている工夫ついて教えていただきました。話し合うときのグループのつくり方や、その時に用いる教具など、たくさんのアイデアを頂いて、授業づくりへの良い刺激となりました。