大野選手は福島県のご出身だそうです。「小学生の頃は、小学校まで片道３㎞もある道のりを１時間もかけて通っていました。見たいテレビ番組があるときは、家まで休まずに走って帰りました。子どもの頃に歩いたり走ったりして鍛えたことが、ラグビーにつながったんだと思います。」というお話を聞いて、５年生も６年生もとても驚いていました。

　日本代表として国際試合に出られた９８試合は歴代最多の記録ですが、意外にも大野選手がラグビーを始められたのは大学生からだそうです。高校までは野球少年だった大野選手が大学でラグビーというスポーツに出会い、日本代表になって活躍するお話に、子ども達はどんどん引き込まれていきました。また、「ラグビーは前にボールを運んでトライすると得点になります。しかし、パスでボールを前に投げると反則になる面白いスポーツなんです。」と、ラグビーの魅力やルールについても教えてくださいました。