学校日記

ノーベル賞の話

公開日
2015/10/19
更新日
2015/10/19

校長室から

アルフレッド ノーベルは、スウェーデンの発明家でした。ダイナマイトなどの爆薬を発明して、沢山のお金を得ました。
しかしながら、その爆薬などが、戦争で使われて多くの人が亡くなったことから、自分が死んだ後にこの財産を人類の為に貢献した人にあげて欲しいと遺言を残しました。
ノーベル賞はそこから始まりました。科学や平和など人間の幸せや進歩について功績のあった人に贈られます。
今年ノーベル医学生理学賞を受賞することになった大村智さんは、微生物の研究を通して、ある薬を発明しました。その薬は、ある病気にとても良く効きました。大村さんは、その薬を世界中に無料で配布しました。そのおかげで、多くの人が救われました。このことが、認められたのです。
とてもすばらしいことだと思います。ニュースや新聞をみるときに、そんなことも考えてみてください。