5年 淡路人形浄瑠璃ワークショップ3
- 公開日
- 2017/06/27
- 更新日
- 2017/06/27
高学年
稽古が始まりました。人形は3人で一体の人形を操ります。1人目が右手と頭を、2人目が足を、3人目が左手を担当します。
大事なのは目だそうです。例えば物を取るときに、顔を向けて物を見てから取ると、その仕草がまるで生きているかのように見えてきます。3人で役割分担することで初めて命が吹き込まれ、人形全身が動くわけです。
初めて人形を操る3人は、すぐに上手くできるはずもなく、コミカルな動きになってしまいます。しかし丁寧な指導を受け、お辞儀のしかたやお酒の注ぎ方など上手に操ることができるようになってきました。人形だけ見ていると、どんどん人間の自然な動きに見えてくるから不思議です。
終わってから人形を操った子どもたちは「めっちゃ重い!」と疲れてだるくなった腕を振り、大変さを実感していました。