学校日記

今週の校長講話 「作品展を見て」

公開日
2015/12/07
更新日
2015/12/07

お知らせ

先週行われた作品展。みんなの力作が講堂に揃いましたね。
それぞれの学年がそれぞれの良さをしっかり出した作品展だったと思います。

1年生の「みんなでワッハッハ」。
なんだか作品展に笑顔で迎えられているような気がしました。
すごいなと思ったのが、どれ一つとして、同じ顔がない事です。
自分の笑顔や、自分の好きな人の事を考えながら一生懸命作ったから、そうなったのでしょうね。

2年生の「うちゅうへゴー!」は、宇宙に行くとこんなにカラフルなんだろうなと思わせてくれる絵でした。
そして、宇宙の絵を描くだけでなく、自分がそこへ飛び出して行ってるのですが、いつも元気な2年生がそのまま描かれていていましたね。

3年生の「やっぱ好きやねん 〜未来の大阪 夢の街〜」もカラフルでポップな感じがしました。
とても丁寧な色の塗り方で、色を置くという感じがしました。
大阪にある建物や名物が隠されていて、それを探すのも楽しかったですね。

4年生の「まほうのぼうし」は、色を使わず形で勝負という感じでしたね。
一枚の紙が、こんなに形を変えるのが不思議なくらい見事にいろいろな帽子なっていました。
色がない分だけ、形のこだわりがよくわかって、作った時の難しさもよく伝わってきました。
ちょっとだけ使ったさし色がアクセントになっているのも良かったです。

5年生の「今 かがやいている わたし」は、ジオラマ風でとてもリアルでしたね。
林間の魚つかみをしている人たちを見ると、あの冷たかった川の水の感覚がよみがえってきました。
運動会の風景も、とても迫力がありました。
これは、一つ一つの作品に迫力があるから、そう感じるのですよ。
正にみんなで作った作品という感じがしました。

6年生の絵画の「ステンシル版画」はその作る過程がとても難しかったと思いますが、立派に完成させましたね。
淡い雰囲気がしっかり出て、味わい深い作品になっていました。
「窓から見た風景」は、さすが6年生というべき線の細やかさで描けていましたね。
奥行き感がしっかり出ていました。
色の塗り方も丁寧で、細かい作業を根気よく頑張ったのがわかりました。

図工の作品を一つ作るのにも、アイデアや技術や知識、根気強さなどいくつもの力が必要です。
でも、何よりも大事なのは、作る事が楽しいと思う気持ちです。
これからの図工も、まず楽しく取り組んでくださいね。

※今日の児童朝会では、読書感想文を書いた児童の表彰を行いました。