学校日記

秋の味覚<その5> さつまいも

公開日
2016/11/01
更新日
2016/11/01

給食・食育

 今年の秋は台風などの天候不順の影響で野菜が高騰しています。今が旬のさつまいもは、かつての大飢饉や戦中戦後の救荒作物として国民の命を救ってきたことはよく知られていますね。さつまいもはビタミンCや食物繊維を豊富に含みますので、健康にもよい秋の味覚ですね。
 給食では旬を迎える9月より、みそ汁などの具の他にスイートポテトや大学いもなどのデザートとしても登場しています。
◆スイートポテト(10月25日)
 柔らかく煮つぶしたさつまいもに砂糖、バター、牛乳、クリームを加えて味つけし、焼き物機で焼きあげました。調理員さんが丁寧に作ってくださったので、とてもまろやかで絹のようななめらかさに仕上がっていました。
 3年生の児童からは「スーパーで買ったのんよりおいしい!」「給食のスイートポテトがいちばんや!」と太鼓判を押してもらえました。
◆大学いも(10月31日)
 乱切りにした徳島県大津町産のなると金時(さつまいもの品種)を油で揚げて、砂糖、塩、しょうゆで作ったみつをからめます。大学いもの名前の由来は「大学の近くで売り出したところ、大学生にとても評判がよかったから」ということだそうです。(諸説あり)
 4年生の児童は「家では食べへんからめっちゃおいしい!」「いくらでも食べられる!」と小学生にも大好評でした。

 さつまいもはゆっくりと加熱すると酵素がでんぷんをブドウ糖にかえて、甘みを増してくれます。高速加熱の電子レンジはさつまいもの甘みを引き出すためにはちょっと不向きなようですね。
 さぁ、ご家庭でもおやつに旬のさつまいもをたっぷりと召し上がれ!!