学校日記

「学校内・学校周辺のチョウの調査・研究」

公開日
2021/10/27
更新日
2021/10/29

お知らせ

 「学校内・学校周辺のチョウの調査・研究」のテーマで、日本教育公務員弘済会大阪支部の「令和3年度スクールフォローアップ事業」に応募した結果、本校が選ばれましたので、この1年間、多くの児童とともに取り組んできました。
 
 本調査のきっかけは、小学3年生の理科の授業で、モンシロチョウやアゲハチョウのことを学びますが、本校のような都会の学校内・学校周辺にも、たくさんのチョウ(R3.7.16現在、14種確認済)が生息していることなどを知ってもらいたいと思ったからです。
 また、この調査・研究を通して、子どもたちが、普段、気にも留めない小さな自然の営みを知ることや、身近な昆虫がどのような環境(食草や季節など)の中で、その命をつないでいるのかを子どもたちに知ってもらいたいと思ったからです。

 今回の調査では、3年生以外にも各学年の多くの児童が協力してくれました。そして、子どもたち自身が、各教室でアゲハチョウ、モンシロチョウ、アオスジアゲハ等の卵や幼虫を飼育し、最後には、さなぎからチョウになる感動的な瞬間も観察することもできました。

 今後、子どもたちが、環境の変化に最も左右される小さな生き物が年々減少していることを知り、私たち人類を取り巻く環境にも大きな影響を及ぼしつつあることに気づいてもらえたらと願っています。


 このたび、日本教育公務員弘済会大阪支部よりいただいた補助金で、次のようなものを購入しましたので報告いたします。

 ・各種図鑑(蝶・昆虫・食草・植物などの図鑑を図書室に設置)
 ・捕虫網6本(校長室前に設置)
 ・その他、印刷関係消耗品など(各教室に調査結果のまとめを配付)