児童朝会
- 公開日
- 2019/11/18
- 更新日
- 2019/11/18
お知らせ
今日は「プレミア12」で日本チームが優勝したことにふれ、「フェアプレイ」についてのお話をしました。
「日本チームがこの大会で負けた相手。それはアメリカチームでした。この試合でみた光景についてお話します。6回、先頭打者はルッカー選手。マウンドには大野投手。2ボール・2ストライクから大野投手は力いっぱいストレートを投げました。ルッカー選手も負けないようにバットを強く振りぬきました。打球は左中間へぐんぐん伸びていきました。打たれた大野選手、打ったルッカー選手はもちろん、球場にいた人全員が長打になると思いました。ところが、センターを守っていた丸選手が走って、走って、走ってフェンスにぶつかりながらキャッチしたのです。ファインプレイです。ものすごい歓声があがりました。先生もテレビの前で拍手をしました。でも、本当に素晴らしいと思ったのは、この後の光景でした。3塁ベース付近まで走っていたルッカー選手が丸選手の方を向いて、ヘルメットを取って、高く上げ「ナイスプレイ!」と敬意を表したのです。悔しい思いをしていたはずなのに、相手の素晴らしいプレイをしっかりとたたえる。反則をしないで正々堂々と戦うのもフェアプレイですが、ルッカー選手の取った行動もフェアプレイだと思います。皆さんも体育の時間、チームに分かれてボール運動・ボールゲームをすることがあります。そんな時は勝とうと負けようと、ルッカー選手のように自分のチームだけでなく、相手チームのいいプレイはしっかり認めて拍手したり、声をかけたりするようにしてほしいと思います。」