学校日記

「みんなの学校やから」

公開日
2019/12/05
更新日
2019/12/05

お知らせ

 毎日、子ども達の学習している様子や運動場で遊んでいる様子を見るために校舎や教室を回ったり、運動場に出ていたりしています。教室や廊下にごみが落ちていれば拾います。運動場にごみが落ちていれば拾います。空いている教室の机が乱れていれば揃えます。子ども達の靴箱の靴が乱れていれば揃えて入れ直します。雑巾がきちんとかけられていない時はかけ直します。バケツの水が汚れていれば入れ替えます。清掃用具ロッカーの扉が開いていれば閉めます。先日、雑巾をかけ直し、バケツの水を入れ替えている時に低学年の女の子が近寄ってきてこう言いました。
「何で校長先生がそんなことしてるん。掃除当番の仕事とちゃうん。」
 私は答えに困りました。そんなこと考えもしていませんでしたから。ごみが落ちていれば拾う。バケツの水が汚れていれば入れ替える。当然のことですよね。私はしばらく考えてこのように答えました。
「金塚小学校はあなたがお勉強をしたり、運動場で遊んだりする学校でしょう。でも、金塚小学校は191人の一人一人にとっても、大切な学校やねん。もちろん学校の先生や管理作業員さん、事務の先生、給食調理員さんにとっても大切な学校。校長先生にとっても金塚小学校は大切で大好きな学校やねん。色々なものが揃っているといい気持ちになるでしょう。校長先生はみんなが学校にいる時間はいつも気持ち良くお勉強したり、遊んだり、お仕事してほしいからね。金塚小学校はみんなの学校やねん。」
 その女の子は「ふーん。」と言って、運動場に飛び出していきました。金塚小学校は子ども達だけでなく、地域・保護者の皆さま・卒業生・教職員にとっても大切な学校であってほしい。「みんなの学校やから。」私が言ったその答えがその女の子に対する正しい答えになったのかどうかはわかりません。でも、私は金塚小学校は「みんなの学校」であってほしいと思っています。どうかこれからも金塚小学校の教育活動にご理解・ご支援をいただきますようにお願いいたします。