学校日記

実験で学ぶ!てこの原理と算数の力

公開日
2024/12/25
更新日
2024/12/25

理科

 前回の棒を使ったてこ実験では、手の感覚に頼る部分が多く、結果に個人差が生じやすいという課題がありました。そこで今回は、より正確なデータを得るために「実験用てこ」を用いた実験を行いました。
 この実験用てこは、力を加える位置や力の大きさを数値で明確に表せるため、全員が客観的な結果を共有できます。具体的には、支点からの距離を測り、おもりの重さで力の大きさを測定することで、どの位置にどれくらいの力を加えるとつり合うのかを正確に記録できます。
 この実験を通してある規則性、関係式を見出すことができました。見出すために、児童は算数科で学習したことを活用していました。この関係式はてこについての重要な発見です。
 今回の実験では、実験用てこを用いることで、感覚に頼るだけでなく、数値に基づいた明確な結果を得ることができました。そして、算数の知識を活用することで、てこのつり合いに関するふへん的な規則性を発見することができました。