1年 老人会のみなさんと昔遊び
- 公開日
- 2015/12/18
- 更新日
- 2015/12/18
学校行事
社会は、多様な人々で成り立っており、子どもたちもその社会を構成する一員です。そのため、本校では、多様な人々との出会いを大切にしています。
昨今、祖父母と同居している子どもたちは多くありません。高齢者の方々と触れ合う機会も、あまりありません。ふだんの生活を通して、おじいちゃんやおばあちゃんの智恵に感心することが少なくなっているのです。また、高齢者の方々も、小学生と接することがあまりありません。そのため、意図的に高齢者のみなさんとふれあう機会を設ける必要があります。ふれあい農園における老人会のみなさんと2年生との交流も、その一つです。
12/18(金)には、1年生の子どもたちが生活科の時間に老人会のみなさんをお迎えし、昔遊びを教えてもらいました。こま回しやお手玉、あやとりやめんこなど、おじいちゃんやおばあちゃんが子どもの頃、遊んでいた遊びを体験しました。竹とんぼなどは、手作りのものを持参していただきました。さすが、昔とった杵柄です。その技のすごさ・見事さに、子どもたちから歓声があがりました。また、高齢者のみなさんも、いきいきとして子どもたちに教えてくださいました。
乳幼児とのふれあいと同様に、核家族化が進んだ今日、意図しなければ世代間交流もできません。子どもたちは、おじいちゃん・おばあちゃんのすごさを知ることができました。また、高齢者のみなさんからは「楽しかった。子どもたちから元気をもらった。」という声も聞かれました。
1年生の子どもたちは、3学期に幼稚園や保育所の子を招待し、教えてもらった昔遊びを今度は自分たちが年下の子どもたちに教える計画を立てています。