休み時間に災害からいのちを守る学習
- 公開日
- 2020/01/31
- 更新日
- 2020/01/31
いのちを守る学習
2020年1月29日(水) 休み時間に災害からいのちを守る学習
1時間目後の休み時間、突然放送が入りました。
「いのちを守る学習です。近畿地方で小さな地震が続いているという想定です。まずは、その場で自分のいのちを守る行動をとりましょう。」
教室にいた子どもは机の下にもぐり、廊下にいた子どもはしゃがんで頭を守る姿勢をとっていました。
2度目の放送が入ります。
「全員講堂に移動し、朝会の並び方で集合しましょう。」
放送が終わると、子どもたちは素早く講堂へ向かいました。
「自分のいのちは自分が守る となりの人のいのちを大切にする」を忘れずに、自分の考えをもって行動します。
講堂で自分の場所についた子どもたちは、自分の行動をふりかえりました。
今回はじめて休み時間に行ったことで、子どもたちが過ごしていた場所も様々でした。
放送を聞き逃した子どもや、戸惑いを見せる子どもの姿も見られました。
また、休み時間だったからこそ分かったことや感じたこともありました。
教室に帰ってから、ワークシートに自分の考えを書きます。
〈子どもの考え〉
・放課後あそんでいるときや、休み時間に地震が起きるかもしれないので、あわてずに逃げれるようにしたい。
・これからチャレンジして体力アップをがんばる。
・休み時間でおどろいたけど冷静にできた。
・多目的室で(音楽の)自主練をしていて放送が聞こえなかった。先生が知らせに来てくれたので助かった。
「いのちを守る学習」は特別な学習ではなく、日常の学習として行います。これからも自分の考えでいのちを守る行動をとることや、どうしたらとなりの人のいのちを大切にできるかを意識し、想定外に対応する力を高めるための「いのちを守る学習」を大切にしていきます。
【コミュニティ部】