学校日記

いのちを守る学習SP 『さあ、はじめましょう 防災アクション』

公開日
2020/12/03
更新日
2020/12/03

いのちを守る学習

2020年12月3日(木)
「さあ、はじめましょう 防災アクション 〜自分と大切な人たちのいのちを守るということ〜」

今日のいのちを守る学習SPは、地域防災のスペシャリストである大阪市立大学の増田裕子先生とともに、地震について、自分やまわりの人の命を守るための具体的なことについて学びました。


突然、緊急地震速報の音が流れました。
「この音を聞いたことがありますか?これが流れたら、みんなはどうしますか?」という先生の質問に、「これ知ってる!携帯からも流れる音や。これが鳴ったら、すぐに机の下に隠れなあかん。」と、今までのいのちを守る学習を活かした声があがりました。

3問の防災クイズを、グループで考えました。
「地震速報が鳴ってすぐに避難するのは〇?それとも×?」
「人が1日に必要な水の量は3リットルである。〇?それとも×?」
「家族が離れ離れの時に、大きな地震が来たら電話で連絡するのは〇?それとも×?」

30年以内に起きるといわれている大きな地震を想定して、
「すぐに避難したら危ないんちゃう?」
「必要な水は2リットルやったかなぁ?」
「みんなが電話したらつながらんかも。」
グループで自分の考えを伝え合います。

また、大阪市で震度6弱、6強の地震が起きた場合の津波の被害想定データなどから、地震や津波が起きた時に、自分たちがどのように行動すべきかを知りました。

最後にまとめとして、3つのことを学びました。
〇地震が起きる前には、被害が出ないように家具を固定したり、水や食料などを入れた、非常用持ち出し袋を用意しておく。また家にいて家族と離れている場合は、どこに避難するかのメモを残す。
〇地震が起きたら、周りの人と協力して、より安全な場所に避難する。
〇現在は、新型コロナウイルス感染拡大の防止から、「分散避難」と「避難場所での自分の健康観察」「マスク・体温計・消毒液を持ち出し袋に入れておく。」ことなどが必要になる。


《子どもたちの感想》
・地震がおきたら、あわてず落ち着いて、ゆれがおさまるまでは机の下や安全な場所で身を守ることが大切だと学んだ。
・いつも「やろう」と思っていても結局できていないので、覚えているうちに非常用持ち出し袋をつくっておこうと思った。
・まだ、避難について家族と話したことがないので、対策を練ろうと思った。
・今は新型コロナウイルスがあるから避難することに不安が少しあった。しかし、増田先生の話から密にならないような避難場所がつくられようとしていると聞いて、安心した。


今回の学習で学んだことを頭で考えるだけでなく、アクション(行動)に移し、活かしていきます!


【コミュニティ部】