2015年5月16日（土）土曜ＳＰ参観〜いのちを守る学習スペシャル〜



今日は、土曜スペシャル参観日です！
朝からたくさんのサポーター・地域のみなさん、そして、ゲストのみなさんが大空小学校の講堂に集まりました♪
１〜6年生すべての大空の子どもたちと大人がともに学ぶ「いのちを守る学習スペシャル」の始まりです！

大島先生が前に立ち、「今日は、大空小学校でスペシャル授業をするということで、大空ＴＶの新人アナウンサー３人がインタビューに来ています！」と伝えると、子どもたちは少し、きょとんとした表情で、あたりを見回します。すると、講堂のプロジェクターに映像が映ります。

垣本新人アナウンサー・川野新人アナウンサー・山田新人アナウンサーが、スーツでビシッと決め、爽やかに挨拶をします！
そのフレッシュさに会場は大盛り上がり♪

「みなさんに、いのちについて聞いてみたいと思います！」３人が大空小の講堂へやってきて、それぞれに分かれ、ゲスト・子ども・サポーターに「あなたにとっていのちって何ですか？」とインタビューをします！自分の考えで子どもも大人も答えます。
嬉しそうにそれを見ている子どもたちも「いのちって何だろう」と考えはじめていました。

そこで、今日スペシャル授業をしてくださる大阪市立大学の地質学のスペシャリスト三田村宗樹教授が登場！
地質学の視点から「いのちについて」私たちに伝えてくれました。

地球上には３５億年前から生物がいて、長い時間の中で生物は進化し、その時代を生きて、いのちを受け継いできた。時には、地球のようすが大きく変わり、ほとんどの生物が死んでしまったこともあり、現在の私たちは地球の地球の歴史の中で、生物が「いのち」を受け継いできた結果として生きている。

だから、「自分のいのち」は「地球のいのち」の一つである。という言葉に子どもも大人も受け継いできた「いのち」の重みを感じました。


そして、さらに今日は、健康科学のスペシャリスト渡辺一志教授が「いのち」をテーマに、大空小学校の「体力アップ」の取り組みにつながる授業をしてくれました。

東日本大震災では、地震による大きな津波から逃げるため、高台へ全力で駆け上がることができた人のいのちが助かった。なかには、走ることが難しい人をリアカーに乗せて坂道を上がり、いのちを助けた人もいた。いのちを守るためには「体力」が必要で、運動や食事、睡眠がとても大切になってくる。現代は、昔に比べて、便利になり、遊び方も変わってきたため、体を動かすことが減ってきている。体には、様々な筋肉があり、動かすことで体力が高まる。

家でよくゲームをし、外で体を動かさなかったり、便利なものに頼ってばかりいる自分に気づかされました。最後に、体を動かし、自分の体力チェックをし、体力アップの必要性を感じていました。


お二人の授業のあと、自分の言葉で感謝の気持ちを伝え、次の学習に移ります。


校長先生がホワイトボードに書きます。
テーマ「二人の先生の授業を聞いて」です。

ひとりひとりが自分の考えを持ちます。
たった今「いのちを守る学習スペシャル」から学んだことを、子どもと大人で学び合います。

いつもの全校道徳のように１〜６年生は小グループで自分の考えを伝え合い、聞き合います。
いつも以上にたくさんの大人の小グループができ、大人も子どもと同じように自分の考えを伝え合い、聞き合います。

そして、全体の場で大空のリーダーが伝えます。

・絶滅するかもしれないので、自分のできることをしたい。
・人と人が協力しあって、生物や人のいのちを守っていけたらいい。
・いのちは今も受け継がれている。
・すごい昔から生物がいる。受けつがれてきた命を大切にしていく。
・４６億年前の地球についてもっと調べたい。地球の歴史を調べたい。
・災害に備えて、もっと体力をつける。
・先生の話がおもしろかった。筋力の話や、チェックの方法が楽しかった。
・自分のいのちは自分が守る。
・１分１秒を大切にする。
・自分のいのちは地球のいのちの一つ。より大切にしていきたい。
・運動が必要と感じた。座り方一つでも筋力は鍛えられるとわかった。


子どもも大人も「いのちについて」まさに地域全体で学び合うことができたスペシャル授業となりました。

子どもたちが教室へ行ったあと、大空小学校の講堂には、
サポーター、地域のみなさん、ゲストのみなさん、大阪市立大学の教授に学生、そして教職員でできた大きな大人のチームの輪ができていました。

いつもこの輪の中心には子どもたちがいます。

子どもたちを中心に、様々な立場の大人が集まり、ともに見守り、育むことができる。
そして子どもとともに学び合うことができるのが「いのちを守る学習」です。

私たち教職員もどんどん子どもたちとともに学び合っていきます！

みなさんもぜひ、大空小学校に来て、子どもとともに学び合いましょう♪


[コミュニティ部]