予告なしの命を守る学習
- 公開日
- 2016/04/22
- 更新日
- 2016/04/22
いのちを守る学習
2016.4.15(金)2時間目 命を守る学習
「命を守る学習をします。今すぐ、朝会の並び方で講堂に集まります。」
突然、2時間目の授業中に放送で指示が入りました。
子どもも大人も知らされずに行われます。
いつ、どこで、どのように起こるか分からない災害に対しておこなわれ、想定外にも対応できるようにする学習が「命を守る学習」です。
子どもたちも大人も、1回きりの放送の指示をしっかりと聞き、教室からすばやく出て、講堂まで行きます。息を切らしながら走って集まる子もいれば、困っている子の手を握りながら集まってくる子もいます。そして、講堂の自分の場所についたら、座り、次の指示を待ちます。
講堂についた1年生から6年生は、「いのちを守る学習」のねらいである「自分の命は自分で守る」「となりの人の命を大切にする」ことを意識して行動できたかどうか自己評価をします。
講堂から教室に戻る時も、「命を守る学習」です。大空のリーダー(6年生)が廊下や階段などに分かれて立ち、1〜5年生が無事、教室に入るまで、見守り、「予告なしの命を守る学習」を終えました。
命を守る学習は、特別な学習ではありません。大空の子どもたちは、国語や算数、体育などすべての教科、さらには休み時間でも命を守る学習をします。いつでも大空小の4つの力(人を大切にする力・自分の考えを持つ力・自分を表現する力・チャレンジする力)を高めることを意識しながら行動します。
熊本・大分では、大きな地震が続いています。私たちにできることは、亡くなった方々のご冥福を祈り、行方不明になっている方々が一刻も早く見つかることを願うとともに、地震で苦しんでいるみなさんに私たちは何ができるかを考え、行動していくことです。そして、私たちは学校にいる時も、地域でいる時も、だれ一人命を落とすことのないように、これからも想定外のことが起こっても対応できる動きを日ごろから高め、いざという時に、4つの力が発揮できるようにしていきます。
[コミュニティ部]