防災への備えについて
- 公開日
- 2017/02/10
- 更新日
- 2017/02/10
いのちを守る学習
2017年2月9日(木)オープン授業
いのちを守る学習スペシャル第5弾!!
大空小で大切にしている「命を守る学習」を、大阪市立大学とコラボレーションをしてつくります!今回のスペシャルティーチャーは心理学・防災のスペシャリストの佐伯大輔教授です。テーマは「災害への備えについて」です。
まず災害がおこったとき、自分や隣にいる人のいのちを守るためには、今なにをすればいいか?という問いかけから、学習がスタート!
今、できることって何だろう?子どもたちは考えます。
災害が起こってからではなく、起こる前に備える「防災」が大切で、今できることは、備蓄品や非常持ち出し袋などを用意して備えることが必要だということを学びました。
そこで、佐伯教授から課題が出されました!
「災害がおこったときには、大空小学校の体育館に避難します。そのとき、電気・水道・ガスは使えないかもしれません。非常持ち出し袋には、何を入れておけばよいでしょうか?」
電気がつかない、水道の蛇口を回しても水が出ない、ガスが使えない。
子どもたちは実際にその場面をイメージして考えます。
「水はいるよなぁ。」
「寒いから毛布もいるんちゃう?」
「でも、カバンに入るかな?」
「トランプとかも入れとこう!だって、楽しみも必要やろ♪」
グループで考えたことを伝え合います。ポケットwifiが必要だと考えたグループがあり、
「その考えは新しいね〜!」
と子どもたちの柔軟なアイデアに佐伯教授も驚いていました。
そして、次の課題です。
「避難所で生活しています。カレーライスの配給があります。しかし、食器がありません。
今、新聞紙・牛乳パック・ビニール袋があります。これらを使ってカレーライスを食べるには、どうすればよいでしょうか?」
グループに新聞紙と牛乳パック、ビニール袋が配られました。
新聞紙を丸めたり、牛乳パックを切ったりして試行錯誤する子どもたち。
「ここ折り曲げたら、スプーンみたいになるんちゃうん。」
「牛乳パックのここを切ったらお皿になるなぁ。」
「牛乳パックをお皿にするけど、上から袋をかぶせたら何回も使えるやん!」
物がなくて困ったときは、身の回りにあるものを活用することが大事だということを学びました。
子どもたちの感想
・家に帰ったら持ち出し袋の中を見て、重さが持てるくらいか確かめたいと思った。
・災害が起きる前に「今自分は何をするべきか」を考えることは大切だと思った。
・持ち出し袋の用意はしていたけど、めっちゃ前に用意したものだから、見てみて、必要なものは買いなおしたいと思った。
・災害が起きたとき、食器などがもし無かったり足りなかったりしたら、作りたいと思いました。
次回は「いのちを守る学習プレゼン」です!
この一年でリーダーが学んだことを地域や大空のサブリーダーに発信します♪
未来の防災リーダーとして力を高めている大空のリーダーと一緒に学び合いましょう!
【コミュニティ部】