いのちを守る学習スペシャル〜盆踊り〜
- 公開日
- 2017/07/05
- 更新日
- 2017/07/05
いのちを守る学習
2017年7月5日(水)オープン授業
今年度最初の「いのちを守る学習スペシャル」です。
今日のゲストティーチャーは大阪市立大学の芸術のスペシャリスト、中川眞教授です。
第一弾のテーマは「盆踊り」♪
「みんな死んだらどうなる?」
という中川教授の問いかけに
「天国に行く!」
「地獄に行く!」
「わからへん!」
「死にたくない!」
と子どもたちは一人ひとりの考えを伝え合いました。
昔の人は亡くなった人とコミュニケーションを取りたいという思いを持っていたことを学び、お盆に帰ってきている亡くなった人と楽しく過ごそうという願いから盆踊りをするようになったということを学びました。
盆踊りの意味を知った後に、みんなで♪「木曽節」を踊りました。
はじめての踊りに
「どうやって踊るん?」
「わからへーん!」
と言いながらも、中川教授や友だちが踊っているのを見ながら、楽しく踊る子どもたち♪
大人は木曽節を歌って、みんなでいっしょに歌って踊りました!
最後に「今生きている人は約70億人いるけれど、今まで亡くなった人は数えきれないほどいる。」という話がありました。
今までいろんな人たちがいて、いのちがつながり、今の自分が生きている。
盆踊りをすることで、亡くなった人たちを大切にしてきたという文化学び、
今生きていることのすごさやいのちの大切さを感じることができました。
子どもたちが学んだこと・考え
・盆踊りは何のためにあるのかわからなかったけど、盆踊りは死んだ人と踊るためにあるということが初めて知りました。
・盆踊りはお祭りを楽しくするためのものだと思っていたけれど、死んだ人に関係があることを知ってびっくりしました。
・今生きている人は、約70億人だけれど、亡くなった人は数えきれないほどいるということにびっくりした。
・盆踊りは夏祭りなんで必要なんかな?と思っていたけど、死んでしまった人を呼び戻して、一緒に踊って遊んで、死んでしまった人を楽しませるために盆踊りはできたのだと知りました。
・今度盆踊りをするときは、今日学んだことを思い浮かべながら踊りたいです。
・今生きてることだけで奇跡だから頑張ろうと思えた。
・これからご先祖様を大切にしようと思った。
盆踊りの意味を学びながら、「生と死」についてみんなで考えることができました。
これからもいろんな視点から「いのち」というものをみんなで考えます!!
【コミュニティ部】