チャドクガの幼虫(毛虫)について
- 公開日
- 2019/06/06
- 更新日
- 2019/06/06
お知らせ
近所の公園で遊んでいた子どもたちにチャドクガによるものと思われる皮膚炎が出ています。
チャドクガの幼虫(毛虫)は5月〜6月頃と、8月〜9月頃に発生し、ツバキやサザンカなどのツバキ科の葉の裏に生息します。
目に見えないほど細かい毒針毛を持ち、その毒針毛は風で飛散します。そのため、直接毛虫に触らなくても、近くにいるだけで毒針毛が刺さり、皮膚炎になることがあります。チャドクガによる皮膚炎はかゆみが大変強く、人により差がありますが、治るまでに2週間程度かかることもあります。
公園で遊ぶときは茂みに近づかないようにしてください。
もしチャドクガの幼虫(毛虫)の毒針毛に触れたと思ったら・・・
・まずこすらない、掻かないようにする。
・セロハンテープなど毛が触れたあたりを、そっと斜めに押さえて毛を取り除く。
・毛を取り除いた後、強い流水やシャワーで洗い流す。
・服についたものは、ガムテープで取り除き、他の洗濯物と区別して洗濯をする。
(熱いお湯による洗濯は毒性がなくなる効果があるそうです)
・かゆみがひどい場合や範囲が広い場合は早めに病院(皮膚科)にご相談ください。