学校日記

チームワークと「つよい子」と

公開日
2021/07/15
更新日
2021/07/15

校長室から

昨日は急な雷雨と雹(ひょう)が降り出し、下校時刻や懇談会の時刻を変更せざるを得ない状況となりました。
保護者・地域の皆さまも大丈夫でしたでしょうか。

子どもたちは予定よりも約1時間半ほど遅れての下校となりましたが、
下校途中の時間帯ではなかったのが、せめてもの救いでした。

下校するまでの時間子どもたちがどんな様子だったのか、先生方から教えてもらいました。

・「先生!氷降ってる!」と初めて雹が降るのを見てみんなで驚いていました。
・「この時間に宿題できる〜」「お楽しみ会の準備しよ〜」と何とも前向きでした。
・雷雨が落ち着くまで、クラスみんなでゲームをして過ごしました。涙目になっていた子もいつのまにかニコニコ。楽しく過ごせるなかまがいて本当によかったと、改めて思えたひとときでした。
・こわがっている友だちの様子をみて、「カーテンしめよう!」「先生、何か(気持ちがたのしくなる)動画とか見ようよ」と、少しでも落ち着けるようにとアイデアを出す子どもたち。励まし合う姿がやさしく、また、何とも頼もしいなと思いました・・・などなど。

突然の雷雨でしたが、教室では機転を利かせた先生方の子どもたちへの関わりがあり、一方、玄関・運動場周りでは、管理作業員・事務職員・栄養教諭・養護教諭・教務主任の先生方など総出で、お迎えに来られた保護者の方への案内や、雨水の掃き出し、雨漏り対応にも走っていただき…。また並行して、職員室では教頭先生がメール連絡、職員室にいた教職員の方々が電話対応を進めるなど、育和小学校のチームワークが、本当にありがたかったです。

加えて、やっぱり子どもたち。
玄関から帰っていく様子を見ていると、
「さよなら、また明日—」と元気な様子。
「大丈夫やったよ。校長先生はこわくなかった?」と
やさしい気づかいまでしてくれました。

また、ある先生が
「玄関の石碑のとおり、育和の子どもたちは『つよい子』そのものでした」と。
正に、そうだなぁと思えた昨日のできごとでした。

今日はみんなが笑顔で下校し始めています。
「また明日、元気に会おうね」