今、できることを模索しながら…
- 公開日
- 2021/08/31
- 更新日
- 2021/08/31
お知らせ
音楽の授業の様子です。
5年生がリコーダーの練習をしていました。
コロナ禍のなか、授業を行ううえでもっとも配慮を要し、
もっともできることが狭まっている教科のひとつが音楽です。
授業前後の消毒はもちろんですが、授業のなかでも小刻み且つ丁寧に、
場面、場面での指導の連続のなか、子どもたちは「音」を奏でることを「楽」しんでいます。
今日は「キリマンジャロ」という曲でした。
まずは、音をならさずに、指の運び方だけを練習。
ひとつひとつの音を確認しながら、繰り返し押さえていきます。
「さあ、あと3回やりましょう。できるようになるからね。」
難しそうな子どもの様子には寄り添って、励まして…。
いよいよ音出しの場面では、みんなフェイスシールドを装着して、そっと音を出していました。
コロナによって、できないことは確かに増えました。でも、そこに留まることなく、できることは何かを考え、そのなかでいかにして子どもたちに、より楽しい授業づくりを進めていくのか。育和小学校の授業には、試行錯誤のなかで積み重ねてきた創意や工夫がたくさん込められていることを感じた、学習の一場面でした。