いま始まる新しいいま
- 公開日
- 2021/08/31
- 更新日
- 2021/09/01
お知らせ
6年生2学期スタートの国語の教材は、
詩を読もう、です。
扱われているのは、川崎 洋(かわさき ひろし)さんの
『いま始まる新しいいま』という詩です。
「心臓から送り出された新鮮な血液は
十数秒で全身をめぐる
わたしはさっきのわたしではない
そしてあなたも
わたしたちはいつも新しい」・・・から始まるこの詩。
担任の先生から、授業の最後に
「なぜ、この詩を2学期の始めの詩として学習するのか、
わかるかな」という問いかけがありました。
子どもたちからは、
「『いま』というのは2学期のことで、『過去』というのは、1学期のことかな。だから、2学期の始めに勉強するんだと思う」
「これから、いろいろ挑戦しよう!という気持ちになるから」
「1学期のことも、新しい気持ちで取り組む、ということかな」といった意見が出ました。「わたしもそう思う」「ぼくも同じ」とそれぞれに自分と重なる意見に挙手。子どもたちどうし、お互いに確認し合っていました。
この詩の中盤には、
「きのう知らなかったことを
きょう知る喜び
きのは気がつかなかったけど
きょう見えてくるものがある」
また、終盤には、
「いつも いつも
新しいいのちを生きよう
いま始まる新しいいま」とあります。
ともすれば、何気なく過ぎていってしまう「日々の時間」。
子どもたちと過ごせる「いま」を大切に、また明日からも過ごしていきたいものです。