【校長室だより】12月25日終業式
- 公開日
- 2017/12/25
- 更新日
- 2017/12/25
校長室より
体育館の照明工事のため、2学期の終業式はテレビ放送で行いました。子どもたちは各教室で「校歌」、「平野の子」を歌い、その後私から次のような話をしました。
「4月からを振り返って、先生なりに今年の漢字を考えました。
そして思いついたのが「笑」という漢字です。この「わらう」という漢字は「ニコッとする」「おかしくて声を発する」という意味だそうです。なぜこの漢字にしたかというと、今年もたくさん笑って、楽しかったなあ、と感じたからです。
先生にとっては「笑」の一文字でしたが、平野小学校はこの一字だけじゃないなあ、と思い、みんなのことを考えたとき、もう一文字足した2文字にあふれている学校だなあ、と思いました。それは、「顔」という字で、それを足して、「笑顔」です。
先生は、4月からたくさんのみんなの笑顔を見てきました。
・玄関であいさつをしているとき
・運動会の閉会式で「イェイ!」と叫んだとき
・授業中教室に入っていったとき
・遠足や林間、修学旅行のとき
・クラスのみんなと話したり、遊んだりしているとき
みんなもそうだし、一番いい顔は、笑顔なんです。
笑顔を見ていると、見ている人もうれしい、幸せな、ほっこりとした気持ちになります。笑顔ってそんな不思議な力をもっているんです。
そんな笑顔のあふれている学校が平野小学校だと思っています。
先生も今年の夏、とっても悲しいことがありました。でも、みんな一人一人の笑顔を見ていて、力がわいてきて、悲しい気持ちも吹っ飛んだことを覚えています。
みんなも毎日楽しいことばかりじゃないだろうけど、嫌な気持ち、悲しい気持ちの時にも、みんなで笑顔を届けあって、みんな自然と笑顔になる、そんな学校にこれからもしていきましょう。
2学期も今日で終わりですが、3学期の始業式で、みんなで笑顔で会いましょう。」
テレビ放送なので、子どもたちの反応はわかりませんでしたが、きっと笑顔で話を聞いてくれていたことだと思います。