学校日記

固定観念からの脱却

公開日
2022/09/23
更新日
2022/09/23

お知らせ

令和4年9月23日(金)祝日コラム
「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、

靴を売る営業マンが二人、アフリカへ現地調査に行きました。二人は現地の様子を見て驚きました。みな裸足で生活していたからです。一人の営業マンは、「現地人は靴を履いていないので、市場はありません」と言いました。もう一人の営業マンはまったく同じ状況を見て、真逆の報告をしました。
「誰も靴を履いていないので、市場は無限大です!」(中略)
僕たちは誰もが固定観念という「見えない鎖」に縛られて行動できなくなっています。いままで経験したことがないことに対して拒否反応を示してしまうのです。
クロネコヤマトといえば「宅急便」で有名ですが、その生みの親はヤマト運輸の創業者の次男、小倉昌男さんです。ビジネスの軸を個人向け宅配にシフトするという小倉さんの構想に、経営陣は皆、猛反対したそうです。
当時、個人の荷物配達は郵便局が独占していました。「荷物の重さは6kgまで、しっかり梱包して紐をかける、荷札をつけて郵便局へ持ち込む、到着日時は不明」など、使い勝手の悪いものでした。「国の事業に民間が勝てるわけがない」と誰も参入しようとしませんでした。しかし、小倉さんだけが「市場は無限大だ」と確信したのです。



「できない」と言った瞬間から「できなく」なる。「できる」の反対は「やらない」。「できない」を「やってみる」にチェンジしてみませんか?失敗したって大丈夫!やり直せばいいんです!人間いつだってやり直しができるから!