学び合える大人のチーム
- 公開日
- 2023/11/27
- 更新日
- 2023/11/27
お知らせ
令和5年11月27日(月)振替休日コラム
東洋経済オンラインより、
湘南学園住田昌治学園長の言葉
昨今取り上げられる学校現場の問題は、教員の多忙さと共に、人間関係の問題も大きいと考えています。だから雑談から会話に、会話から対話にときちんとコミュニケーションがとれる場を作っていく必要があります。そうでない限り、いい教育活動はできません。
かつては職員室文化というものがありました。職員室はいつも誰かがワイワイ話していて、自分の学年以外の話題も耳に入ってきます。そこで自然と相談に乗ったり乗ってもらったりといったことができていました。
それが各学年などで分かれたり、個別に仕事をするようになったりして分断が進み、さらにその中でグループができて、結果、風通しが悪くなってしまっています。風通しのよい組織は、コミュニケーションのよい組織ですからね。そもそも先生たちは同じ職場で一緒に働いていても、知らないことがたくさんありますよね。
そうなんです!大人が互いのことを知り、互いの自由を認め、互いを尊重し合えれば、心理的安全性が生まれます。それは、つまりは安心して仕事ができる、子どもの前に立てると言うことです。そんな安心した大人を見て、子どもたちも安心できる空間を感じます。
「大人が変われば、子どもは変わる」
大人が「自分も人も大切」にして、大人が「自分で考えて行動」して、大人が「自分からチャレンジ」することで、子どもたちにとって安心できる学びの空間をつくることができるのです!前向きに、学び合える大人のチームづくりを大切にしたいですね。