学校日記

本校の強みとは!

公開日
2024/07/14
更新日
2024/07/14

お知らせ

令和6年7月14日(日)週末コラム
 横浜創英のカリキュラム改革のひとつである教育課程編成の弾力化について、校長先生が書かれた一節より、

「学校で」「教師が」「同時に」「同一学年の児童生徒に」「同じ速度で」「同じ内容を」教えるという現行の基本的な枠組みでは、多様な子どもたちに応じた学びを充実させることはできない。

 学びを子ども主体に転換してみよう。学年を超える学び、教室以外の空間の学びを築いてみよう。教科横断や探究型の授業を蓄積し、リアルな学びで子どもと社会をつなげてみよう。教師の役割を「Teaching」から「Coaching」に転換してみよう。

「教科書がない」教育活動をどこまで構築できるか、そのことはその学校の教育力を示すものです。

最初から完璧を目指すことなく、とりあえずやってみて、「ああすれば良かった、こうした方が良かった」という振り返りを紡いだ方が教員の思いがたくさん詰まってきます。

工藤前校長が「今の探究型の学びは、総合的な探究の時間でアクセルを踏みながら、教科では教師の一斉授業でブレーキをかけている」と指摘されていたことを思い出します。

カリキュラムマネジメントは、カリキュラムを創り、動かし、修正をくりかえすことです。

子どもたちを取り巻く社会は、私たちが追いつけないほどのスピードで変化しています。社会が変化すれば、学ぶ内容や方法も変わらなくてはならないのは当然のことで、学校が硬直化することは避けたい。





本校の「長原タイム」もまさにこのカリキュラムの創造です。
何事も改革に必要なことを一つあげれば、
それは「やってみること」
あたりまえかもしれませんが、この勇気ある一歩を出せるかどうかが肝となります。そして、関わる大人が「当事者意識」をもって、自分ごととして関われるかどうか。
本校の教職員には、
この勇気あるチャレンジ精神が宿っています。思い通りないかないこともありますが、みんなが「自分がつくる学校」という意識で関わることができ、「走りながら考える」姿を大事にしていることが、何よりの本校の強みです!