学校日記

見えないということは・・・

公開日
2025/06/04
更新日
2025/06/04

お知らせ

令和7年6月4日(水) 4年ちがいみとめ合う学び
 今年も「ちがいをまとめ合う」実践として、障害者の方を講師としてお招きし、その人と触れ合い、生き方を知ることが子どもたちの人格を豊かに形成する一助となることを期待して取り組んでいます。
 日本福祉学習センターの雑賀理事の全面的な協力による出前事業を中心に行っていきます。
 今日は4年生の子どもたちがアイマスク体験を行いました。
 目の不自由な人のための、穴の空いたサイコロ、音声が鳴る体温計、目盛りに印のあるメジャー、お金を見分ける道具など、実演も交えて紹介してもらいました。特に驚いたのが「シグナルエイド」これは、歩行時間延長信号機を遠隔で操作できる機械で、信号機の操作ボタンを直接押さなくても歩行者用の青色点灯時間を通常より長くすることができるものです。また、音声で色がわかる「色センサーの機械」にも子どもたちはびっくりしていました。子どもの中には、歩行時間延長信号機がある横断歩道をよく知っていて、実体験を語る子どももいました。
 あたりまえにできることができないことを体験した子どもたちは、これまでの以上に、人に寄り添い、人の気持ちを考え、行動に移すことのできる学びが経験できたと思います。