学校日記

「ライオンに追いかけられてる気持ちで」

公開日
2025/10/04
更新日
2025/10/04

お知らせ

令和7年10月4日(土)3・4年 体育

今日は待ちに待った“長フェス”の日。この経験で、子どもたちはどんな感情を味わうのでしょうか?楽しみです。

話は変わり2日前、3・4年合同での体育の学習がありました。運動会に向けて、“リレー”の学習です。

リレーというのは走力ばかりに目が行きますが団体競技ですので、チームみんなでのバトンの渡し方など、走力以外の要素もふんだんに含まれています。
今回の学習は、教頭先生が中心になって支援を行っているのですが教頭先生曰く、「走力などの技術はもちろん大切。ただそれと共に、お互いを“支え合う”意識を養うことが非常に重要」とのことです。

リレーは子どもたちにとって、とても楽しい学習です。運動会のリレーって、応援にも熱が入る。心躍る、何か燃えるものがありますよね。
ただそんな学習であるからこそ、勝ち負けばかりに気持ちがいき、周りが見えなくなってしまうことがあります。走ることが得意な子どもにとってはなおさらそうでしょう。
担当の話によると、3・4年の子たちの中にもそんなところがあるようで、様々な感情を味わうことのできる学習は非常に貴重です。マイナスの感情も含め、そのような感情をぞんぶんに味わってほしい。「安心して失敗できる」、そんな学校であればいいなと思います。

そしてチームとしてタイムを縮めようと思えば、「一人で走っているのではない」ということに気づく必要があります。難しい言葉でいうと、“非認知能力”(学力テストでは測れない、「やりぬく力」「自制心」「協調性」「コミュニケーション能力」など)。これってまさしく、長原小“3つの力”です。
みんなの見本で見事なバトンパスを披露した仲間を、すてきな言葉で認めていた子もいたようで、一生懸命走ることを通し自分を成長させてもらいたいと思います(自分が好きなことであれば、なんとか頑張ろうって思いますよね)。

「ライオンに追いかけられている気で走ろう!」、子どもからそんな名言も飛び出していました。
3・4年生、みんな頑張れ!