学校日記

「冬休みの宿題について」

公開日
2021/12/15
更新日
2021/12/15

学校行事・できごと

宿題の意味について考えてみたいと思います。宿題の大きな目的は「復習」です。つまり学力の定着が大きな目的です。

エビングハウスの忘却曲線によると、人は20分後には42%忘れてしまうものです。時間の経過とともに忘れていきます。何もしなければ忘れてしまいますが、復習することで忘却を食い止められ、復習を繰り返すことで「定着」されるのです。

「宿題」というと、どうしてもやらされた感があります。いやいや感でやっても力はつきにくいと思います。ここは保護者の出番です。東大生の6割から7割が勉強はリビングなどの家族のいる場所でやっていたというデーターもあります。自分だけでやるよりは家族に聞きながらするのが一番効率のいい方法かもしれません。年末年始お忙しいと思いますが、この冬休みには、お子さんと一緒に取り組んでいただけないでしょうか。なんでもそうですが、受け身ではなく積極的に取り組むことが、学力向上の唯一の方法です。