国語部 総合研究発表会Ⅱ 4年生国語「ごんぎつね」―人物の気持ちの変化を伝え合おう
- 公開日
- 2026/03/04
- 更新日
- 2026/03/04
国語部
令和7年度 国語分科会4年生委員会では、新美南吉『ごんぎつね』を教材に、登場人物の気持ちの変化を叙述に基づいて読み取り、自分の言葉で表現する力の育成を目指して研究を進めました。研究主題「主体的に学び続ける学習者を育む国語科指導―学びのつながりを重視して―」のもと、教える授業からの脱却と、学習者自身が学びの見通しをもつ授業改善に取り組みました。
授業では「提案班型の学習」を導入し、児童が課題に応じて班を構成し、自分たちで読み取った考えを提案・交流する形で学習を進めました。指導者はファシリテーターとして発言を深めたりつなげたりする支援に徹し、学習者の主体的な話し合いを促しました。また、一人学びの時間を確保し、児童が自分の興味のある場面から読み取りを始められるようにしたことで、考えをもつ前の「土台」を整えました。
さらに、単元全体を見通せるルーブリックを提示し、児童が「何が書ければよいのか」を理解した上で学習に取り組めるようにしました。振り返りでは、学習内容だけでなく「どのように学んだか」という学習方法にも着目し、自己調整力の育成を図りました。加えて、関連書架を設けるなど読書環境を整えたことで、関連作品を自主的に読む児童が増えるなど、読書への広がりも見られました。
これらの取り組みにより、児童が自ら考え、友だちと意見をつなぎ合わせながら読みを深めていく姿が多く見られました。今後も指導と支援の在り方やルーブリックの改善を進め、よりよい国語科授業の実現を目指してまいります。