研究会の活動

国語部 総合研究発表会Ⅱ 6年生国語「模型のまち」―心に残った表現をポスターにまとめよう

公開日
2026/03/04
更新日
2026/03/04

国語部

 令和7年度 国語分科会6年生委員会では、東京書籍『模型のまち』を教材に「表現の効果をとらえ、人物の変容と結び付けて読む力の育成」をテーマに研究を進めました。研究主題「主体的に学び続ける学習者の育成~学びのつながりを重視して~」のもと、これまでに学んだ情景描写・比喩・色彩表現・二つの意味などの“表現”の学習を土台に、6年生としてより深い読みへつなげる授業づくりを行いました。

 物語では、広島の過去に無関心だった主人公・亮が、真由や圭太との出会い、夢の中での出来事を通して「白いまち」から「色のあるまち」へと見方を変えていきます。スライドを用いた既習内容の振り返りや、表現の抜き出しと意味付けの活動を行うことで、亮の変容を支える表現の効果を明確に捉えられるようにしました。 

 学習活動では、ジグソー法を取り入れ、「白」「まち」「ビー玉」などの表現別に専門班で読みを深めた後、全体交流で考えを広げました。また、「一人で考える」「話し合いながら考える」など学び方を自ら選ぶ仕組みをつくり、主体的な学習を促しました。

 振り返りには4つの観点(考えの変化・新しい発見・交流して分かったこと・友達との関わり)を用い、学習者自身が学びを自覚し調整できるようにしました。さらに、関連図書の設置や戦後80年の平和学習との接続を図るなど、国語の学びを日常へ広げる取り組みも行いました。 

 これらの実践を通して、表現の読み取りを通じて人物の変容を深く考え、豊かな言葉の世界へ関心を広げる姿が数多く見られました。